風の時代に入りスピリチュアルを唱える人が増えてきたことで、何が正しい情報か迷う人も多くなっている気がします。
それは、スピリチュアルな世界に対する誤解も影響しているためかと思います。
そこで、私の経験も踏まえながらスピリチュアルの誤解を解説していきます。
1、スピリチュアルは詐欺
スピリチュアルをビジネスにしている人の中には、表面的な部分だけで商売している人が多くいます。
スピリチュアルを語って高額な商品を売ったり、具体的な問題解決ができないプログラムの販売など、きちんとした効果や結果が出せている人かを確かめてみましょう。
ちなみに、風水では金運を上げるグッズとして壺やパワーストーンを売る人がいて、壺を置く場所によって気の流れを変えることで金運が上がることもあるかもしれませんが、壺が全ての問題を解決するわけではありません。
同じようにパワーストーンも石の種類によっては、金運、仕事運、恋愛運、健康運などを上げてくれます。
しかし、パワーストーンが全ての問題を解決してくれるわけではなく、どちらもサポートでしかないんです。
それよりも、お金に対するブロックや恋愛のブロックを外した方が自分の改善点に気付き、具体的にも変化します。
つまり、壺やパワーストーンを買っても、高額のセミナーに参加しても、あなたの考え方や捉え方を変えなければいつまでも何かに頼らざる得ないままです。
自分以外の誰かや物に頼るのではなく自分の足でしっかりと問題を解決する力を身につけましょう。
2、スピリチュアルに依存
自分では考えずに、スピリチュアルな人や占いに頼っている人をたまに見かけます。
人に答えを求めていたら考える力を失ってしまうし、依存させるカウンセラーや占い師に頼ることで力を奪われていると気付かなければいけません。
本当のスピリチュアルはあなた自身の力を目覚めさせ自立させる方向に導きます。
もし、あなたがスピリチュアルや占い師に頼っているのに変われないとしたら他力本願になっていないか考えてみましょう。
3、スピリチュアルな人は特別
実はスピリチュアルな能力は誰にでもあって使ってないだけだから、磨けば誰でも使えるようになります。
逆に自分は特別な存在だっていうスピリチュアルな人は気をつけた方がいいですね!
何故なら、一人一人が特別な存在なのに自分だけが特別だっていう人は本質からズレています。
あなたの素晴らしい部分を引き出して導いてくれる人かどうかを見極めましょう。
4、神さまは人間より上
私が思う神様の役割は人間を成長へと促し導いてくれる存在なんです。
だから神様を崇めるというよりは協力しながらお互いの役割りを果たす仲間って感覚。
逆に神様にできない事を人が代わってするから、神様から感謝されることもあるんですね。
また、神様の役割りは人を成長させ世の中を良くしていくことだから、世の中を良くしていきたいって人には積極的に応援してくれます。
5、感謝を簡単に捉えている
一般的に感謝することで波動が上がるとか、運気を上げる方法って言われてるけど表面的な感情じゃだめなんです。
本当の感謝は自分の不幸さえも感謝すること。
これは不幸を引き寄せていたのは自分だと気付き、その経験から成長したことで感謝の気持ちが勝手に湧きあがってくるんです。
つまり、表面的な感謝では本当の意味が理解できていない場合があります。
6、スピリチュアルは清い世界
スピリチュアルな世界に憧れを持つ人は、自分も清くなろうとするけどそれは間違いなんです。
自分のいい所もそうでない部分も両方を受け入れている人はバランスが整っているし、自己肯定感や自己愛が高いもの。
勘違いしてるスピリチュアルは、自分の嫌な部分やエゴを見ないようにいい自分だけを見たがります。
それでは、本当の意味であなたの苦しみは無くならないんです。
真実は善も悪も含めて自分を認めることなんです。
7、統合するとはどういう意味?
まずは、自分の中にある嫉妬や憎しみや卑しさも醜さもあるって受け入れること。
それだけではなく、何故そう思ってしまう自分がいるのか客観的に見てみましょう。
そうすることで自分の気持ちや感情を受け止めてあげると、それが肯定感に変わっていきます。
例えば、苦手な人がいるとしたら、何でそう思うのかを考えてみます。
不快と感じている自分にも意味があって、不快と感じる理由がわかると、自分の捉え方や信念体系に気付くことができます。
つまりが何にこだわっているのかとかブロックが見えてくるから、不快と避けて終わるのではなく向き合ってみると、そこに気付きや成長があるんですね。
まとめ
本当に人生を変えたいとか、幸せになるためにスピリチュアルな世界に触れるのであれば、情報もしっかり判断して取り入れる必要があります。
スピリチュアルはきちんと利用すれば、自分自身が自立し大きく成長するためにとても役立ちます。
あくまで自分の内面が変化し、成長できるかどうかを判断基準にするといいかもしれません。
それこそが、願いを叶えるための最短ルートにもなるのです。